今の新築住宅では、床を支える束(つか)としては、プラスチック束や鋼製束を使用する事が大半を占めます。
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 プラスチック束                          鋼製束

これらは、アジャスター機能があるので、高さを後から調整することが出来ます。

一昔前は、木を束としていましたので、間違った寸法で切ってしまった場合は、後から調整する事は不可能です。当然正しい寸法に切り直し取付ける必要がありますが、下の建物の工事をした大工は、それをしなかった訳です。

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和室の束は、全て寸法足らずで、木っ端を差し込んでいますが、横から引っ張ると、抵抗なく抜けていまいました。是正する事は容易にできますが、中古住宅には、この様な瑕疵が隠れている場合がありますから注意が必要です。