- 筋違いの耐力壁は幅が900mm以上ないと計算に入れられない。(写真は850mm)ユニットバス入口横は、現場で柱を動かすことが多く、不足しがちです。
- 外壁最上部。小屋裏への通気口が断熱材で塞がれている。屋根裏の湿気、熱気などが抜けにくくなる。
- 天井断熱材がぐちゃぐちゃに敷かれている。本来、湿気を遮断するため白い面を室内側へ向け、隙間なく並べないといけない。
- 壁のヒビ割れ。柱、間柱が反り、石膏ボードが変形。家全体にヒビが発生。
- 準耐火建築物、階段の厚み不足。避難時に重要な階段。防火性が求められるため、表しにする場合は厚さ60㎜以上必要。写真は35㎜ほど。
- 築5年の家、床下に入ったら基礎と土台のズレを発見。図面ミスが原因。
- 構造用合板の耐力壁部。キッチン換気扇の同時給排用ダクト穴の開口が2つ、補強はない。規定であけてよい穴径は100mm1つ。それ以上の大きな穴をあけた場合は4周に受け材などを入れて補強する。
- 金物留めサイディングの落下。最下部、受け金物のかかりが浅く、サイディングの変形により、受け金物から外れ落下。
- 基礎の人通口。基礎の弱点となりやすく、位置や幅に気を付けないといけない。幅は600mm程度が一般的。写真は約800mmある。
- 2×4天井根太の振れ止め未施工。距離が長い場合、根太中間部の動きを止める役割で入れる。今回、図面指示があるにも関わらず未施工。
- アンカーボルトが斜めに設置され、先が型枠に付いている。このままコンクリートを打てば、先が露出する。