コンクリートを流す前に、配管がコンクリートを貫通する位置に、予め管を仕込んでおきます。すると、その部分にコンクリートが流れないため、後からコンクリートに穴を開ける事がありません。配筋検査に行くと、既にスリーブが取付けられている場合がありますが、このスリーブ取付けに問題がある事が多いです。下の写真は、70cm程度の長さの基礎に計4本のスリーブが仕込まれています。

コンクリートが無い箇所を集中して設ける事は、当然NGです。スリーブは、口径の3倍以上離して設置しなければいけません。配管経路を変更して頂きましたが、配筋以外にもこのようなチェックが必要になります。

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