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幸せは、当たり前の日常の生活の中にある。

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熊本の地震は、2回震度7に襲われました。これは、現在の建築基準法では想定していない地震です。
現行法は、耐震等級1に相当し、震度7クラスでも倒壊しない事を想定していますが、これは、震度7を受けても傷ひとつ無く、ビクともしないと云う事ではなく、あくまでも、倒壊はしない、と云う事を主眼にしたものです。

要するに、1回震度7クラスの地震を受ければ、多少傾いたり、損傷を受けたりしてもおかしく無く、複数回震度7に耐えるようには出来ていません。
これから、現行法の建物がどのような状態になっているのか、調査が進められて行き、その結果次第では、法改正もあり得るかもしれません。

 

 

毎日、満腹になるまで食事が出来る。毎日、風呂に入れる。毎晩、布団の上で寝る事が出来る。自分を含め家族が健康に過ごしている。帰る家がある。

これらが一つ欠けただけで、テンションが下がります。今地震を受けた熊本の人たちは、この全てが欠けた状態です。但し、地震大国の日本においては、北から南まで、どこで同じことが起きてもおかしくはなく、明日は我が身と考え、備えをしておく事が重要だと思います。

避難場所で、お婆さんが、冷たく硬い体育館の床の上に、ダンボールを敷いて、毛布一枚で寝ている報道を見ると、早く何とか、今まで当たり前だった事が、当たり前に出来る日が、少しでも早く来るようにと祈るばかりです。

日々当たり前である事に、幸せや喜びを感じ、それらに感謝している人は少ないように思います。かくゆう私もその一人です。

但し、胃がんの手術をしてから少し考えが変わりました。入院中、考える事は唯一ひとつだけです・・・・少しでも早く、日常の生活に戻りたい。ただそれだけを願っていました。何でもない日々当たり前の事が、どれほど有難い事なのか、入院した事で、改めて知らされたように思います。

人は、幸せを感じるとテンションが上がります。逆に、不幸を感じると、テンションが下がります。テンションが上がると、明るく活発になり、心身ともに健康な状態になります。

日々当たり前の生活の中に、幸せがいっぱい詰まっているのに、その幸せに意識を向けない事は、ある意味もったいない事かもしれません。自分の考え次第で、幸せを感じ、テンションを上げる材料は、沢山あると云う事ではないでしょうか。

世界一貧乏な大統領と云われているムヒカ前大統領が「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、欲張って、もっともっと、と、いくらあっても満足しない人のことだ」と言っておられました。
確かに、このような人は、いつまでたっても、幸せを感じる事が出来ない、最も心が貧乏な人かもしれません。

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