吹付けウレタン断熱材は、厚みで断熱性能が変わります。 左写真のように7.60mmでは、断熱材の効果は見込めませんし、右写真のように、断熱材が無い箇所などもってのほかです。当然是正工事をして頂いた訳ですが、このような工事でも指摘がなければ、この状態で引渡しがなされてしまいます。明らかに手抜き工事であり、施工費用として受け取る対価の仕事になっていない典型的な例です。

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下の床下の写真は、新築住宅で、施工業者の定期点検前に、私が先日検査を行った建物です。   

床断熱材が全て、固定されておらず、左写真のようにずれているもの、右写真のように、完全に断熱材が落ちて、床板が見えている箇所も多数あります。一部固定不良でズレが生じている事は、多々ありますが、このように、全て固定されていない床下断熱を見るのは、さすがに私もはじめてでした。固定金物を取り付けた上で、断熱材を取り付けていきますから、通常、起こりえない事ですが、このような施工をする職人がいるんですね・・・自分の仕事にプライドと責任を持ってもらいたい。と切に思う処です。

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