一昨日台風21号が大きな爪痕を近畿圏に残したかと思うと、今日は、北海道で震度6強の大地震となりました。日本国中、いつどこで自然災害が起きても不思議ではなく、常に危機管理が必要である事を改めて感じた次第です。
私の事務所は、亡き父が建てた賃貸マンションの1階にありますが、今回の台風で、屋上に上がる塔屋の壁が一部が外れてしまいました。
壁が外れた箇所を観ると、外壁が正しく固定されていなかったことが分かりました。横方向に鉄骨の胴縁が観えます。これに対して外壁からビス留めして固定する訳ですが、このビスが胴縁を外れており、固定出来ていない箇所が複数観られました。このような箇所があったため、外壁が強風でバタつき、外れてたと云う事です。外壁が外れたのは、建物が古いからではなく、施工不良が原因でした。