大阪 兵庫 奈良 京都 和歌山 滋賀 関西を中心に新築住宅、中古住宅、欠陥住宅などの住宅検査、建物調査をおこなう第三者検査機関

 ■ 中古住宅で生じる問題の中には、新築時の施工ミスが原因である場合が沢山あります。
    これから新築工事をなさる方は、新築検査で欠陥住宅を未然に防いで下さい。
 
 ■ 自動車に定期点検があるように、365日雨風にさらされている建物にこそメンテナスが
    必要です。是非住宅検査を受けて現状を良く知った上で対処方法を考えましょう。

 ■ 現在お住いの建物で、不安や疑問を感じているのなら、欠陥住宅検査を受けて下さい。
 
     月間 欠陥ニュース とブログ 欠陥住宅って何?
   
   も是非参考にして下さい。

リックすると各項目の欠陥写真に移動ます。
 配  筋
 構造部材
 基  礎
 配管・配線
 金  物
 断 熱 材
 ボード・釘
 外壁防水
基礎立上がり、下端の鉄筋がない。一番上と
下はいわゆる「主筋」と呼び、強度上重要。
 基礎立ち上がり部、配管スリーブの4ヶ集中。
 コンクリートが鉄筋にまわらず強度不足になる。
 鉄筋下は6CMのコンクリート厚が最低必要
 (写真は2CM)
 基礎の主筋のジョイント重ね長さが600mm必
 要な所、200mmしかない。この部分で強度が
 弱くなる。
 基礎の鉄筋、印の部分が離れて固定されてい
 ない。基準法違反で、耐力不足の原因です。
 入り口をつくるために基礎の主筋を切断してい
 る(矢印間)がその補強が全くない。基礎の強度
 低下は確実。
   基  礎                                                                    >> 戻る
コンクリートが行き渡らずに空洞が出来るジャ
ンカと言う現象。写真は鉄筋が見えて空洞も大
きく瑕疵である。
  基礎のクラック。写真は収縮クラックではなく
  地盤沈下によるもので幅が太い。
 柱下の基礎の寸法不足。写真赤線まで当然必
 要である。
 コールドジョイントというコンクリートの不良継ぎ
 目です。先に打設したコンクリートが乾燥し、後
 打設のコンクリートと一体化していません。
 構造上重要な基礎に無造作に開けられた穴。
 基礎の耐力が激減します。
 給湯配管には保温材が巻かれていません。
 ベタ基礎立ち上がり下部全般に発生している
 ジャンカ(空隙)。打ち継ぎ部の一体化ができて
 いない現象である。
  金  物                                                                      >> 戻る
土台のジョイント付近にアンカーボルトが無い。
ジョイント押さえ側土台に浮き上がり防止でア
ンカーボルトは必要です。
 ナット下に座金が付いていない。大きな力がか
 かれば木にめり込んでしまう。
 建築基準法施行令47条2に違反となります。
 屋根裏部分、束の端部、引き抜けないためにか
 すがい打ちが無い。(両面2ヶ必要)
 1階床組、鋼製束のビス打ち忘れ。固定が悪い
 と大地震時に抜け落ち、床が破損する可能性
 があります。
 筋交い未固定。筋交いは柱、梁に金物で緊結
 しなければなりません。
 筋交いの端につける固定のための重要な金物
 、赤丸の部分は、本来柱側に付くが、向きを反対
 に付けられ未固定である。
 ボード・釘                                                                     >> 戻る
2×4の石膏ボードの釘ピッチ 規定@100mm
写真は@150mm耐震性が劣る
 2×4耐力壁。石膏ボードの上下端、ビス打ちが
 無い。規定は@100mmでビス打ち。
 2×4構造用合板の釘の貫通。釘打ち機の空
 気圧が高く9mmの合板を打ち抜いた。これで
 は全く強度がない。
 在来工法2階床合板の釘ピッチが広い。火打ち
 梁を省略する場合水平剛性確保に必要な釘ピ
 ッチは@150mm。(写真200mm)
 壁下地の石膏ボードのビス打ち忘れ。良くある
 事例です。耐力壁以外は大きな問題ではない
 が程度によっては仕上への影響がある。
 完成現場の検査で床下からユニットバス部を見
 ると石膏ボードの下部が釘止めされていない事
 を発見。2×4の耐力壁部分なのでNG
 構 造 部 材                                                                    >> 戻る
木造の1階床組、角に土台火打ち(斜め材)が
付いてない。これが不要な施工方法でもなく角
の剛性が出ない。
 間柱が短く梁まで届いていない。これでは間柱
 の意味がない。(写真は小屋部分で写真上は
 外壁裏側になる)
 梁が短くつながっていない(写真赤丸部)。
 地震時にはここが確実に破損します。
 危険度最大級の事例といえます。
梁がなく固定ができていない。柱端部は緊結しな
ければならない。
 筋交いに配管を通す穴を開けた。耐力上重要
 な部材で当然NG。地震時に折れてしまい役に
 立たない。
 木造住宅の屋根裏、赤で記した「振れ止め」の
 未施工。基準法にも必須になっているが、取り
 付け忘れが非常に多い。
   配管・配線                                                                  >> 戻る        
柱にエアコンの配管が通っている。穴が大きく
当然、柱は弱くなります。
 梁の下部を切断し排水管が通っている。梁は構
 造材であり当然強度低下を招く。
 基礎をあとから穴をあけた際に鉄筋を切った。
 赤丸内の茶色の丸3つが鉄筋切断面。
 主要な鉄筋も切れており強度低下は免れない。
 基礎が大きく壊されている。鉄筋、アンカーボル
 トも切断され強度は期待できない。水道業者の
 故意によるもの
 2階トイレの排水管を優先し、梁が切断されて
 いる。床が弱くなる
 2×4の2階床根太の電気配線穴の集中。
 この部分は見ての通り弱くなる。公庫基準では
 この写真の3倍以上離してあけないとダメ。 
 断 熱 材                                                                    >> 戻る
1階床下点検口まわりの断熱材未施工。意外
に多い例です。板が見える=断熱材が無い。
 断熱材の隙間。ビニールシートを伸ばしている
 だけで赤丸部は断熱材が無い。 
 天井断熱材のめくれ。
 雑な施工で赤丸印以外にも隙間が目立つ。
 防火構造とするべき外壁の内側に、必要な石
 膏ボードの施工がない。(断熱材もない)
 外張り断熱でバルコニー部分の梁部、断熱材
 施工忘れ。外周部は全て覆う必要がある。  
 壁の断熱材、右と左で種類(密度)が違う。
 左が図面どうりの16kg/m3、右が10kg/m3、
 左の方が性能が良く図面通りのものです。
 外壁防水                                                                    >> 戻る
外壁防水紙の重ね不足。青印の10CM重ねが
必要な所、赤印の7.5CMしか重ねがない。
 防水シートの切れ。上の木をカットした際に一
 緒に切れてしまった。これでは防水の役割を果
 たしません。
 シーリングの目地幅がない。通常は1CM程度
 必要であり、これでは目地の防水処理がきちん
 とできない。
 外壁シーリング施工忘れ。
 雨漏りの原因になる。
 
 シーリング施工の無い出窓。忘れたのではなく
 当初から予定されていなかった。
 サッシまわりシーリングの穴。穴があれば防水
 の役割を果たしません。
   配  筋
必見 <お客様の声>