<セルロースファイバー断熱材>

セルロースファイバーの主な材料は新聞紙です。粉々にした新聞紙にホウ酸を混ぜて作られます。
天然木質繊維の自然素材で、人体への影響も少ないエコ断熱材なのです。

下の写真は、先日断熱材検査に伺った際、撮影してものです。この加工された古紙を壁の中に吹き込んでいきます。
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古紙ならば簡単に燃えるのでは?と思われるかもしれませんが・・・・ホウ酸が配合されている為燃えにくく、もし火がついても表面が焦げて炭化層ができ、中まで酸素が届かないので、延焼する心配がありません。
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又、湿気を吸ったり吐いたりする吸放湿機能こそセルロースファイバーの最大の特長と云えます。
湿度の高い日本では、湿度が木造建物の寿命に大きく関わっています。

 

セルロースファイバーは、他の断熱材と比較して、壁内結露を防ぐ効果が最も優れています。断熱性 気密性 遮音性 吸音性 壁内結露 防火性 防錆性 防虫性共に良い性能を持っています。
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仕上がりも非常に綺麗で均一であり、専門業者による施工の
ため、施工品質も高いと云えます。

但し、価格は、小規模住宅で、グラスウール断熱だと30万円位
のものが90万円位になりますので、約3倍程度はします。

断熱材は、建物が存続する以上入れ替える事がありません。
セルロースファイバーを使用することは、30~40年のスパンで、
考えると、非常に費用対効果が高い断熱材と云えると思います
ので、お勧めです。