私が胃がんの手術をいてから、今年で5年目になります。先日受けた定期検査の結果を聞きに、本日、担当医の清水先生のもとに行って来ました。血液検査、CT、胃カメラの結果共に、どこも異常なく良好です。と、有難いお言葉を頂き、来年2016年3月の予約票を頂きました。私には、この予約票が1年間の通行手形のように感じられ、「あぁ~これで、また来年まで、健康に過ごせそうだ。」と思う訳です。
人は、健康であると、あれもしたい、これもしたい、あれも欲しい、これも欲しい、と、欲と望みを上げるとキリがありませんが、一度病に臥すと、何を望むと思いますか?私の場合は、自分で起きて、トイレに行きたい。これが最大の望みで、他には何もいらない。と云う心境になりました。
沢山の欲があると云う事は、健康の証かもしれません。^^但し、今の私は、健康と云えますが、沢山の欲はありません。唯一の望みは、死ぬまで現役で仕事をする。と云う事でしょうか。”えっ・・昨日まで元気に仕事してはったのに・・・亡くなったん?・・”と云うのが理想ですね。^^
以前は、早く仕事を引退して、釣りだけの日々を送りたい、と思った事もありましたが、どうもこれでは、釣りの感動が薄いように感じます。仕事をしている中で、やっと休みをつくり、出かける釣りであるからこそ、嬉しさを倍増さすように思います。
緊張と緩和のバランスに、人は、気持ちよさを感じるのではないでしょうか。きっついゴムのパンツを履いていて、脱いだ瞬間に、あぁ・・・・と気持ちが良いの似ています。いつもゆるいゴムのパンツでは、その解放された感覚に感動も気持ち良さも無いと云う事でしょう。メリハリを付けて生きる方が、喜びが多いのかもしれません。